繊細なやり取りに思わず涙する『男の子と恋』著:雲之助

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一迅社 gateau comics(ガトーコミックス)『男の子と恋』を紹介します!

 以下、裏表紙より引用です。感想・レビューで内容に触れています!かいつまんで内容が知りたい!!という方は、赤字・マーカー部分だけでも読んでもらえたらうれしいです。

男の子の君と男の子の僕が恋する世界…―――――

 女の子より女の子らしい『巡』…は、親友で幼馴染の『隼人に告白される。

「僕は男で隼人も男でそれって普通じゃない。」

その困惑は二人の間に初めての距離を作ってしまう。だけど、優しく厳しい人たちに見守られて二人の関係は…。

いつも一緒にいた二人がその体温を遠くに感じた時本当の気持ちが見えてくる。

繊細でロマンティックに恋を描いたラブストーリー

一迅社 gateau comics『男の子と恋』より

ここまで綺麗な涙に涙を誘われるとは…

雲之助先生の描かれる人物には優しさだったり儚さだったり、心が洗われるような素敵なキャラクターが多いのですが、個人的に一番繊細な子だなあと感じた『巡』くん。小さい頃から可愛いものや童話が好きで、年齢を経るうちに周囲と違うことに戸惑います。でも、そこで幼馴染の『隼人』くんとその姉・「ひろこ」さんに救ってもらいます。姉弟で巡くんの供にいて、でもただの幼馴染ではいられないと隼人くんが一歩踏み出し、すると思いがけない告白に巡くんは、一度拒否してしまうのですが…泣ける。お互いの気持ちに感情移入できるのでここのシーンは読み返すたびに心臓がギュウと絞られます

そばかす不思議な魅力を持つのちの相談相手と出会う

 ひろこさんとその彼氏・保さんにそのことを話した後、どうしたらいいか分からなくなった巡くんは衝動的にその場から逃げ出してしまい、道端でとあるそばかすがチャーミングな人物と出会います。その出会いが巡くんにとって大事な岐路となります。友人の作り方、自分から話しかけたりなどは、巡くんにとって難しいことでした。自身にとって幼馴染であった隼人くんにどう相対していけばいいのか、出会った『水沢あかり』にぽつりぽつりと打ち明け、心のざわめきを落ち着かせていきます。

時間をおいて会おうと隼人くんに提案され自問自答を繰り返す巡くん

 時間を置くことでさらに隼人くんに会いたくなる気持ちが高まり、自問自答を繰り返しながらもやはり自分にとって大事な存在であると再認識。こぼれる涙は止まらず、静かに頬を流れる描写が美しくてたまりません。隼人くんもしっかりと自身と向き合い、感情をぶつけるだけではない心に落とし込んでいきます。二人の行く末をぜひ直接見守っていただきたいです。

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