繊細な大学生と世話焼きのお話『花のみぞ知る 1』著:宝井理人

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大洋図書 CLAFTシリーズ ミリオンコミックス『花のみぞ知る 1 』を紹介します!

以下、裏表紙より引用です。感想・レビューで内容に触れています!かいつまんで内容が知りたい!!という方は赤字・マーカー部分だけでも読んでもらえたらうれしいです。

『苦しくなるくらい好きになれるといいね 誰かのこと―――』…―――

ある晴れた日の午後、大学の構内で、ある雨の日の夕方、駅で、有川御崎は出逢った。

お互いの名前も知らず、存在も知らず―――

それがすべての始まりだった。

少しずつ、距離が縮まる二人だったけれども……

大洋図書 CLAFTシリーズ ミリオンコミックス『花のみぞ知る 1 』より

私が宝井先生を知ったのはこの前作の『セブンデイズ』の作画からなのですが、その時よりも儚さが見える作風が大好きでして、植物一つに対しての描きこみが素晴らしいです。専門家でも何でもない一般ピーポーとしての感想でしかないので語彙力が不足してしまいますが、緻密な絵柄が大好きです。こんなに儚い視線に胸を打たれることはかつてあっただろうか、いやない。(謎の反語)

メインとなる二人は同じ大学にいましたが、接点がなく、ある日に突然出会います。『御崎詔太(みさき しょうた)』くんは少しドジで祖父との思い出が残る家に一人暮らし。『有川 洋一(ありかわ よういち』くんは器用で誰にでも壁を作らず、気になることには探求心が深い世話焼き。会ったことがなく、ましてや会話すらまともにしたことのないそんな二人なのに、出逢った時の反応が不思議で可愛かったです(^^)

ドジっ子御崎くんは癒し

繊細な雰囲気と中性的な顔立ちから大学内では噂の的になりやすい美人さんで、表紙の横顔から私自身「あ、好きになるかも」と予感していました。読み進めていくと見た目だけでなく、不器用で、周りの人とのコミュニケーションの取れなさがいじらしくて可愛い。思わず構いたくなるような御崎くんに有川くんも例外ではなかったようです。まともに会話することを恥ずかしがったり、視線を合わせることすら苦手な御崎くんが世話焼きな有川くんに少しずつ心を開いていく過程を見守るように、初めは進んでいきます。

頼まれごとを断れない優しい有川くん

大学生活をイメージする点において、友人を作ることや研究室など専門的な授業を学べる場でどこに重きを置くかは、思い描く将来のビジョンなど様々な環境や人によって違うと思います。そんな様々な多くの学生たちがいる中でも、有川くんは優しくて面倒見がいい人です。友人が貸し借りしたものを代わりに請け負ったり、落とし物を拾ったりと困っている人をほおっておけないタイプの子です。御崎くんもしかりでした。

束縛されている?垣間見える執着

恋人の周りの人が気になってしまい、ついかまをかけてしまったり自分のことを見てほしいと誰もが一度は経験のありそうなやり取りが、少しだけ「おや?」となる人物が出てきます。御崎くんも有川くんもそれぞれにいるのですが、これはまた特殊な執着心の持ち主でした。正直苦手です(-_-;)メインの二人が距離を縮めていこうとするたびにふと現れるような、不思議な魅力のある人物ですが私個人としてはハピエン厨なので邪m((でした(正直好きになれん)。話にはめっちゃ必要なんですがね(^^)

こちらの作品は1巻だけだと本当に序章なので、全巻できれば一気読みがオススメです。少しずつ距離を詰めていく二人の行く末を見守ってみてください。緻密な絵柄と揺れ動く心情にリンクしてしまいドはまりしますよ……!!

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