疎外されてきた人生が一変…?!『愛(かな)しき人魚』著:ひじき

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リブレ出版 秒でわかるBL『愛(かな)しき人魚』を紹介します!(※肌の表現、入れ墨や痣が苦手な方はご注意ください)

以下、裏表紙より引用です。感想・レビューで内容に触れています!かいつまんで内容が知りたい!!という方は赤字・マーカー部分だけでも読んでもらえたら嬉しいです。

「お前は綺麗で優しい俺の人魚だ」

人魚の呪いを受けて生まれた彫師・海(うみ)は、生まれながらに漆黒に染まる右目を持ち、醜い痣が右半身を覆っていた。

親からも忌み嫌われた痣を隠すように見事な入れ墨を入れ、世を忍びながら生きる海だったが、インチキ霊媒師のミカギと出会いその日常が変わっていく――――――

バケモノと呼ばれた青年の、生涯一度きりの恋。

描き下ろしは2人と2匹の甘すぎる日々!

リブレ出版 秒でわかるBL『愛しき人魚』より

『嫌いでいさせて』作者ひじき先生の作品!!

 オメガバース作品で大人気のひじき先生が描く、人外BLといえばこちらの作品。生まれつきの人魚の呪いから見た目が異形に見える青年が、ある霊媒師と出会って愛されることを知る素敵な作品です。

 ひじき先生の描く登場人物は負を抱えて一生懸命に生きるところがとても魅力的で、大好きです。今回の作品は、異形に見える青年・海(うみ)くんとちまたでふらりふらりしがちなインチキ霊媒師と噂のミカギくんが出会うところから始まります。

両親から疎外され続けた過去

 海くんは体の弱い母親が、義両親に飲まされた人魚の骨の粉薬がもとで生まれつき痣がありました。その見た目からずっと疎外され続け、しまいには虐待・暴力を受け、売られてしまいます。生まれつきの痣は小さなころからバケモノと周囲からいじめられ、仲間にも入れてもらえずにつらい日々を過ごしていました。悲しい…痛い…(´;ω;`)

彫師『直助(なおすけ)』との出会い

 バケモノと疎外され、1人で泣いているところに現れたのは入れ墨をいれる彫師・直助さんとの出会いでした。幼い海くんが見た直助さんの肌にある入れ墨はとても綺麗でかっこよく見えました。自身の痣も消える…?と小さな体でかなり痛い思いをしながらその痣を入れ墨で隠すことに。ここのシーンは決意と今後への展望が見られる切なくて良きシーンでした…!!泣ける。

妖の金魚『クロ』と錦鯉の『錦(にしき)』の存在

直助さんのもとに行ってから妖が見えるようになった海くんは、直助さんが亡くなってしまった後も二匹と共に一緒に過ごします。人魚に呪われたという真っ黒な海くんの目も美味だろうなと言いながらも見守ってくれる保護者的な存在となっていてとても微笑ましい…。見た目金魚や鯉のままなのに不思議です(笑)そんな二匹を目撃したことで声をかけてきたのがインチキ霊媒師・ミカギくんでした。

ミカギのギャップが大変ドツボ…!!

普段ちゃらんぽらんとしているのにここぞ、というときとか守るべき人が出来たときなどに性格が変わったかのようなキャラが大好きでして…!!ミカギくんは海くんの入れ墨を見ても、ただ綺麗だと言葉が漏れ出てしまいます。そんなミカギくんにも耐えがたい過去がありました。過去を海くんに打ち明けるシーンが普段のミカギくんと違いすぎて…また泣ける…(´;ω;`)

お互いの気持ちと想い合う覚悟

海くんがミカギくんの同業者である霊媒師に連れ去られ、自身が海くんのことを改めて大事だと自覚したミカギくん。こんなにも想い合っている二人を恋路を邪魔する輩は馬に蹴られてなんとやらです。日本語のことわざはこういう時に便利なものですね。あ、慣用句かもしれません。話は戻りますがここの海くんの妖艶さと、かっこいいミカギくんがたまりません…!!好きです(突然の告白)。

ぜひ二人の行く末を直接ご覧ください。悲しくて、愛しくなる。でもきっとじんわり染みてくる世界観に浸れること間違いなしです。思わず泣いてしまうのでハンカチの用意をお忘れなく。

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