青春で揺れ動く心情が痛々しくも染み渡る『この手を離さないで』著:咲本﨑

※上図商品画像は、Amazon様へのリンクを含んでおり、詳細や購入はリンク先で可能です。

シュークリーム from RED『この手を離さないで』を紹介します!(※作品冒頭に嘔吐する表現がありますので苦手な方はご注意ください)

以下、裏表紙より引用です。感想・レビューで内容に触れています!かいつまんで内容が知りたい!!という方は赤字・マーカー部分だけでも読んでもらえたら嬉しいです。

「ヒートなんて、死ぬほど嫌だったのに…」

とある問題を起こし、α(アルファ)のエリート校から一般校へ転校してきた晴斗(はると)

季節外れの転校生に色めき立つ教室で1人だけなぜか当たりが強い、生徒会長の雅(みやび)と出会う。

まるで正反対な性格と境遇の2人は、反発しながらも強く惹かれあい、次第にお互いの心の奥へと踏み込んでいく。

しかし、晴斗のフェロモンにあらがえない雅の身体は、やがてコントロールがきかなくなっていき―――…。

《持てる者 ✕ 持たざる者》が互いを求め合う極上のジュブナイル・オメガバース。

シュークリーム from RED『この手を離さないで』より

記念すべき咲本先生のデビューコミックス!!

 桜舞う表紙に佇むメイン二人が美しすぎて「買うしかない!!(直感)」となり購入したのですが、期待以上の痛々しくも青春のオメガバースを味わうことができました(^^)と、同時に体格差、ツンデレ、優等生、溺愛ものが好きな方にもオススメしたい作品です!!内容に触れて語っていきたいと思います!

オメガバースの世界観については他の作品でも紹介中!!詳しくは一緒にそちらも読んでいただけますと嬉しいです(^^)もちろんご存じの方はこのまま読み進めてみてくださいね~!

こちらの作品はオメガバースにしかない魅力もさることながら、いくつもの作品を読んできた私にとってかなり衝撃的な内容でした。

エリート校で問題を起こして一般校へ転校してきた晴斗くんは、初めからワケアリな雰囲気でした。αとして接してこようとする人に対して嫌悪感を感じ、誰もが振り返って媚びてくるような視線の中で、全く異なる視線を注ぐ人物が現れます。それが、生徒会長の雅くんです。

嫌悪感MAXな理由…本音の中に見えるもの

雅くんの作り込んだ笑顔の中に見える本音は、とても痛々しい記憶が原因でした。αの家族の中で生まれ、蔑まれ、どこにも居場所がなく、他の誰よりも自身が優れていると誇ってきた成績さえ、天性のαには叶わない…と落ち込んでしまいます。反対に、αの境遇で周りから媚びた視線を浴びてきた晴斗くんは自身だけをみてくれる存在はいないと、ほぼ諦めた心情のまま転校してきてそこで出会った二人。反発しながらもお互いに踏み出すことで今までの生活から一変し、お互いに惹かれ合うようになります。懐く前の猫のような雅くんと、元来放っておけずに世話焼きな晴斗くんは案外ピッタリな相性かも(^^)仲良くなるまでの過程がとても繊細に描かれていてとても良きでした。

あるタイミングで弟との再会

 募る自身への自責の念が強まる雅くんをなんとかして助けたい。救い出して、幸せにしたいと晴斗くんはついに動き出します。自身の過去を打ち明け、どうして転校するに至ったのか。雅くんに話すことで自分が何をしてあげればいいのだろうかと考えます。そして考えたのは雅くんを外の世界へ連れ出すこと。学校以外の景色の中で視界を幸せいっぱいなものにする。こんなに素敵な提案ができるとは、びっくりと感嘆で思わず声が漏れました…。そんな遊園地でひとしきりはしゃいだ帰り道、思わぬ人物と再会します。

遊園地デート?!はしゃぐ二人が可愛いいい

これまで年相応の表情を見せていなかった2人はやっと笑えて幸せが間違いなくそこにありました。しばらくこの空間が続くのかと思いきや、雅くんの弟が登場することで事態は一変。過去に苛まれる雅くんへと逆戻りしてしまいます。せっっかく可愛い笑顔まで見せるようになったのに何してくれやがりますか。正直めちゃくちゃ腹が立ちます。激おこポイントです٩(๑`^´๑)۶

そこで包容力抜群の晴斗くんが出した答えは…?ぜひ直接ご覧になってみてください。しかもこちらの作品は続刊あります!今後当ブログで紹介しますのでそちらもお楽しみに(^^)読後感が切なくてとても染み入る感覚、味わっていただきたいです!

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