色気の凄まじさ、切なくも想う『狂い鳴くのは僕の番』著:楔ケリ

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竹書房 BAMBOO COMICS(バンブーコミックス)『狂い鳴くのは僕の番』を紹介します!

 以下、裏表紙より引用です。感想・レビューで内容に触れています!大まかな内容が知りたい!!という方は、赤字・マーカー部分だけでも読んでもらえたらうれしいです。

差別されるはずの存在がエリートとして君臨―――…

一流企業に転職し、新天地へ希望を馳せるサラリーマンの『高羽』。だが入社早々、直属の上司である『烏丸』の秘密”人を惑わし、劣情を煽る特異体質”を知ることに。

烏丸は自らの肉体を武器にキャリアの地位におさまっていたのだった…。

今宵も股を開き、サカる男たちを受け入れる姿に嫌悪感を覚える高羽だったがからかうように、烏丸の標的は高羽へ―――?

俊傑・楔 ケリが描く凄艶のオメガバース

竹書房 BAMBOO COMICS『狂い鳴くのは僕の番』より

麗しさ満点の人物たちが織りなすサラリーマンオメガバース作品!!

楔先生の作品ではこちらのオメガバース作品が最もメジャーなのかな?というくらい大人気の作品で記念すべきデビューコミックスです!ドラマCDにもなっていたり、コミックスの帯にミニゲームがついていて楽しめたりと刊行されてから早く重版になったりと話題になりましたね(^^)もう知っている方も多いと思うのですが、改めてこちらの作品の個人的癖に刺さったポイントをいくつかピックアップして語っていきたいと思います!

ちなみにオメガバースの世界観についてはひじき先生の『嫌いでいさせて』の記事の中で説明していますのでこちらも読んでみてください(^^)

複雑かと思われるかもしれないですが、感動的な作品ですのでまだ読んだことない方でもぜひ、読んでみてほしい作品の一つです!

大口の取引のために自分のΩ性を利用するエリート上司

 エリートΩ(オメガ)が肉体的にα(アルファ)より優位に立つための手段として、己の体を駆使して取引を進める仕事のやり方をする『烏丸』さんは魅力的で色気満載なんですが、自己犠牲の上に成り立つ仕事の大きさに見ている側としてはしんどさMAXです…。そうあるべきだと自身が決め込んでしまっているため、部下として転職してきた『高羽』くんにとってはかなりの衝撃だったと感じます。個人的にですが誘い受けの健気さで白米何杯おかわりできるかってくらいド性癖突いてくるので最高です。しんどいんですがね…。

そんな烏丸さんを利用している周りのαとタイプの異なった高羽くんは、烏丸さんにとって異質でいつしか無自覚なまま特別な存在になっていきます。普段烏丸さん自身の身体目当てで取引きを進めようとしてくるαの中でもトラウマのキッカケとなったある人物が出てきます。胸糞悪い展開が苦手な方はもしかしたら読み進めるのが怖くなってしまうかもしれませんが、烏丸の過去の上司、『飛永』さんです。

突然の裏切り、高羽くんからの言葉、楔先生の作品、人物はどれも美麗なのですが、えちちな展開の描き分けが素晴らしすぎます。想いを伝えあうように、感情の溢れる情のこもった瞳、紙面から伝わる烏丸さんの念願の瞬間は目をゆっくりと閉じながら奥歯で噛みしめて頷き、飲み込みました。ぜひ直接読んで世界観に浸ってみてください(^^)

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