不幸体質な主人公に執着するクールな幼馴染…?!『お憑かれさま、黒瀬くん 上』著:たこまっちょ

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シュークリーム from RED『お憑かれさま、黒瀬くん 上』を紹介します!

以下、裏表紙より引用です。感想・レビューで内容に触れています!かいつまんで内容が知りたい!!という方は、赤字・マーカー部分だけでも読んでもらえたら嬉しいです。

幽霊が見える、一人ぼっちの少年・黒瀬結真(くろせゆうま)は、ある悪夢にうなされていた。

導かれるように、夢に出てくる故郷に帰ると、そこには恐ろしい霊に囲まれた男・叶糸(かいと)の姿が。

「俺がお前を守るから」と、なぜか真剣な眼差しで追いかけてくる叶糸。

さらにその後、叶糸を取り巻いていた霊が一斉に結真に取り憑いてきて―――!?

クールな執着攻 × 不幸体質な健気受

ふたりの再会が、止まっていた時間を動かし始める。

ちょっと怖くて、とびきりピュアな青春ホラーBL!

シュークリーム from RED 『お憑かれさま、黒瀬くん 上』より

ホラーが少しでも苦手な人には厳しいかも…?!

 かくいう私もそんなにホラーが得意か、と言われると決してそうではないのですが…!細かく描かれる霊のディテールが良い!!初めてしっかりホラー描写のあるBLを読んでみたいかも!とこちらの作品に出会うことができました。たこまっちょ先生の作品もこの作品が初めて読む作品となったのですが、表紙から怖い。怖いけれど読んでみたさが勝ちました(この時の私グッジョブ!(笑))

見えてはいけないものが見えてしまう主人公黒瀬くん

 黒瀬くんは幼い頃にある事故でケガをしてしまうのですがその時の記憶が曖昧で、その時に仲が良かったある男の子と夢の中で再会します。祖母と過ごした幼少時代から「見えてはいけないもの」・心霊などが見えてしまう黒瀬くんはその子が出てくる悪夢にうなされていました。顔色も悪く心配した黒瀬くんの母の提案で、環境を変えるために祖母の家へ引っ越すことになります。祖母と過ごした家でも思い出されるその姿は、個人的にとても怖かったので特にホラー描写が苦手な方はご注意ください…!!

転校初日に出会った懐かしい友人・桐山叶糸くん

 顔が整っている桐山くんですが、彼にまとわりついている「見えてはいけないもの」が頭上にこびりついているため、黒瀬くんからは桐山くん自身が怖くて見られません…すごい大きさの目玉や黒い髪の毛のような束がうようよと漂っているようで…見えない顔がやっとお目見えしたときにクールな金髪男子が出てきて違う意味でもびっくりしましたΣ(゚Д゚)イケメンすぎやしないかい。そして水泳部ときたそのギャップ最高すぎますね…?!!

 なぜ黒瀬くんが悪夢を見るようになったのか、少しずつ判明していきます。可愛いやら怖いやらでここからの感情が忙しいのですが面白い。曖昧な過去の記憶と共に呼び覚まされるある存在。それは黒瀬くんの前世が関わってきます。ファンタジーと現実の融合具合がとても好みでした(^^)

実は隠れた想いを抱える桐山くんと、控えめだけれども素直に感情を表す黒瀬くんとのやり取りが可愛くて好きです…こういう怖い思いは正直したくないけれど、二人の空間に流れる空気感がとても良き。具体的に言うとバグった距離感、ジャージの貸し借り、肝心な時に察さない桐山くん。一つ一つのパーツが可愛いで組み上げられていくパズルのようで読みやすいです(^^)

大事にしたい、守ってやりたいの言葉に含まれた本音

 切なさに溢れた桐山くんの幼かった時の過去を遡ります。クールに見えるのは、周りが巻き込まれてケガをしたり、危険な目に合ってしまうと危ないと感じ、自身から他人との距離感をあえて取らなくてはならなかったためでした…。その中でも構わず話して接してくれたのが黒瀬くんでした。少しの間しか一緒にいなかったはずなのに忘れることのできないかけがえのない思い出として残っていました。

はるか昔の想いを抱えた怨念が現代の二人へ…

せっかくいい雰囲気の二人の間に怨霊が姿を現します。ただ…すーーーーごく気になるところで上巻は終わってしまいます…!!結末がどうなるか、ぜひ下巻もこのブログにて語りたいと思いますのでお楽しみに…!!

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