傷だらけの不器用な恋『恋愛ルビの正しいふりかた』著:おげれつたなか

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新書館 Dear+ COMICS (ディアプラスコミックス)『恋愛ルビの正しいふりかた』を紹介します!

 以下、裏表紙より引用です。感想・レビューで内容に触れています!かいつまんで内容が知りたい!!という方は、赤字・マーカー部分だけでも読んでもらえたらうれしいです。

『この泣き顔が見たかったんだ』…―――――

高校時代、暗いメガネだった俺『鈴木弘』に、図々しく絡んできた、黒歴史・『鷲沢夏生』。数年後、俺は夏生に再会して告られた。これはチャンスだ。付き合って、惚れさせて、ズタボロに捨ててやる!

新書館 Dear+ COMICS『恋愛ルビの正しいふりかた』より

『どうせ、また殴って終わる。』…―――――

『夏生』と高校時代つるんでいた『林田』は、会社のチャラい後輩『秀那』を、酔った勢いで誘惑し、セフレになった。転職前、恋人を殴っていた林田。後悔の数だけ開けたピアスで穴だらけの俺を、お前はずっと抱けるのか―――?

新書館 Dear+ COMICS『ほどける怪物』より

こちらの作品は以前、本ブログで紹介しました『錆びた夜でも恋は囁く』の時間軸が少し進んだお話です。短編ほど短くなく、痛いお話の展開もありますがどちらも胸にぐさりと染み響く作品です。1冊で何度も読みこめるお話でした。

黒歴史との再会、己の努力で見返してやると意気込みが凄い!!

暗い性格で外見をあまり意識しないタイプだった『鈴木』くんでしたが、黒歴史と評される『夏生』くんに高校3年間ろくな記憶を持っていないため、恨み節が凄いです。そんな彼とふとした偶然で出会い、ひとめぼれされます。作戦通り!となるのも一瞬だけで、本当の気持ちに気づかされます。当時、誰にも相手にされていなかったのに、鷲沢くんだけが話しかけてきてくれる。期間を設けたお付き合いで気づいた、人となりに愛情を感じて、ある決意をします。しっかりすれ違いながらも、鮮烈印象的な表紙に引き込まれる素敵なお話でした(^^)

スピンオフ、待ってました!!

そんな夏生くんとつるんでいた『林田』さんのスピンオフ!!?前作(という表現が正しいかどうかはあやふやですみません…!)『弓』くんと別れた後、転職し、今の会社で『秀那』くんと出会います。コミュニケーション能力が高い彼に教育係として、軽く劣等感と近いものを感じながら接していくうちに、ほだされていきます。初めはセフレとしてスタートしますが、だんだん安心できる新たな居場所としてクールにかわしながらも大変えちちで眼福でした。ただ、弓くんとのことがあるので、不安で押しつぶされそうになります。幸せになってほしい…!!と紙面越しに涙が止まりません。

どちらも今を生きる自身に向き合うお話

苦しみながらももがいて、新たな自身と向き合う。なかなか現実でやれることは限られてくるのですが、とても励まされる作品でした。単行本3作目とは思えないほど深い心情まで染みるので、未読の方は前作からぜひ読んでみてください(^^)

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