国際線の副操縦士同士の恋？！『制服をまとえば、うまく嘘がつけたのに。』著：楔ケリ

道玄坂書房　Mike+　COMICS（ミケプラスコミックス）『制服をまとえば、うまく嘘がつけたのに。』を紹介します！

　以下、裏表紙より引用です。感想・レビューで内容に触れています！かいつまんで内容が知りたい！！という方は、赤字・マーカー部分だけでも読んでもらえたらうれしいです。

制服に隠された想いと、繕ってきた顔―――幼馴染でライバル副操縦士たちの歪んでいく境界線

同期は訓練生ばかりの中、若くして航空機の副操縦士となりパイロットとしてキャリアを重ねている『桜庭奏太』。顔よし・頭よし・セフレが絶えない人生イージーモードを送っているが唯一目障りなのは―――幼馴染であり、副操縦士としてナンバーワンエースと評される『宇梶紡』の存在。いつも飄々と流す宇梶に、桜庭の敵愾心は高まる日々。だが女遊びがアダとなり、桜庭は同僚CAからストーカー被害に遭ってしまう。エスカレートする行為に辟易した桜庭は『俺とゲイにならないか！？』と宇梶にある依頼を持ちかけて…？

道玄坂書房　Mike+　COMICS 『制服をまとえば、うまく噓がつけたのに。』より

オメガバース作品で大人気の『狂い鳴くのは僕の番』シリーズでおなじみの楔ケリ先生の２作目の単行本作品です。儚げな黒髪美人を描かれる楔先生ですが、今回はチャラ男が主人公の珍しいタイプのお話でした。艶やかな作風はそのままにパイロットの制服…！！！

叫ばずにはいられないほどの美しさ…

その職業にしかない制服という尊さの塊が詰まっている幸せ…存分に脱がされちゃうんですがそれもまた良き。国際線に乗るパイロットという素敵な職業に就きつつ、あるストーカー被害から逃れるためにゲイのふりをライバル視している幼馴染に頼むなんて…なんと危機感のない子！！？自分への好意に鈍感な子はどの世界線でも可愛いが過ぎますね。

幼馴染という関係性がずっと変わらず同じだと思ってた

小さい頃は引っ張ってやらないといけなかった宇梶くんにだんだんと追い抜かれそうになり、いつの間にかライバルとして一方的に敵対心を燃やし続ける桜庭くん。過去篇で、高校の進路を決めるときに自分の将来に相手が一緒にい続けてくれる可能性が見えたとき、宇梶くんがとても嬉しそうな顔をするんですがそれがとてつもなくたまらないんです…！！

実はむっつりな幼馴染に持ち前の初心さで翻弄される

ある時お互いの気持ちがすれ違いそうになり、本気で向き合うことを決めたタイミングで職場でのピンチを迎えます。そこでのかっこいい桜庭くんに惚れますね。チャラ男くんどこ行った。別人になったか？好きだわ…

幼馴染からどう移り変わっていくのか、見所はクライマックスのえちち展開です！ぜひともに見届けてほしいです（＾＾）

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